Published: Mar 9, 2026 by 日高 逸稀, 解良 智紀
NLP2026 参加報告
2026/3/9~2026/3/13,欅研究室の政野美和(B3) /日高逸稀(M1) /解良智紀(M1) /岡部真幸(M2) /宍戸直樹(M2) が,言語処理学会第32回年次大会(NLP2026)に参加し,研究発表を行いました。
NLP2026とは
言語処理学会年次大会(NLP)は,自然言語処理分野における国内最大規模の学会です。毎年,研究者・技術者が一堂に会し,最新の研究成果を発表・議論する場として開催されています。第32回となる今大会はライトキューブ宇都宮(栃木県宇都宮市)にて5日間にわたり開催され,797件の発表が行われました。
学会レポート
1日目
初日は昼過ぎから,4件のチュートリアルと招待論文セッションが行われました。特に招待論文セッションでは,会誌「自然言語処理」2025年度の論文賞を受賞された著者による研究紹介が行われ,最前線の研究に触れることができる刺激的な幕開けでした。
2日目 / 3日目 / 4日目
2日目からは本格的に口頭発表・ポスター発表が始まり,3日間にわたって多数のセッションが並行して行われました。ポスター会場は歩くのも大変なほどの盛況ぶりで,NLP分野の注目度の高さを肌で感じました。 また,4日目のクロージングセッションでは各賞の授賞式が行われ,M2の宍戸直樹が委員特別賞を受賞しました。
5日目
最終日は4つのワークショップが開催されました。大規模言語モデルのファインチューニング技術,日本語言語資源の構築と利用性向上,国際会議投稿支援,未来言語処理といったテーマで,より実践的・発展的な議論が行われました。
参加者のコメント
解良智紀
今回は、YANS2025以来となる2回目のポスター発表を行いました。発表開始直後は聴衆が誰もおらず不安な幕開けとなりましたが、お一人にお越しいただいて以降は途切れることなく多くの方に発表を聞いていただき、大変ありがたく感じました。 特に、金融やESG分野を専門とする社会人の方々に多くお越しいただき、実務的な視点から非常に参考となるコメントを頂戴することができました。発表を通して、自身の研究の意義や今後の課題を改めて認識する貴重な機会となりました。 今回得られた学びを今後の研究に活かし、さらなる発展につなげていきたいと考えています。 最後に、日頃よりご指導頂いている欅先生、共著者の関先生、中尾先生、高村先生、そしてこのような貴重な機会を設けてくださった運営・実行委員の皆様に、心より感謝申し上げます。
日高逸稀
初めての学会発表ということもあり,聴きに来てくださる方がいるのか,自身の研究をうまく説明できるのかなど,発表前はとても緊張していました。しかし実際には想像以上に多くの方がポスターの前に足を運んでくださり,活発な議論を交わすことができました。わからない点についてはその場で質問をいただき補足するなど,双方向のやり取りを通じて無事に発表を終えることができました。 自分自身や共著者だけではどうしても気づけない視点がある中で,多くの方から新たな視点やアドバイスをいただけたことは非常に貴重な経験でした。こうした対外発表の機会を大切にしつつ,今後もより積極的に研究成果を発信していきたいというモチベーションにもつながりました。 最後に,日頃よりご指導いただいている欅先生と小町先生,そしてこのような貴重な機会を設けてくださった運営委員の皆さまに心より感謝申し上げます。




