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一橋大学 ソーシャル・データサイエンス研究科 欅研究室

Published: May 13, 2026 by 政野 美和

LREC2026 参加報告

2026/5/11~5/16 に開催された The 15th edition of the Language Resources and Evaluation Conference(LREC2026) に欅研B4の政野美和が参加し、研究発表を行いました。

LREC2026 とは

LREC2026 は ELRA (European Language Resources Association) が主催する、言語資源の構築や評価に焦点を当てた国際会議です。第15回である今回は、スペインのパルマ・デ・マヨルカという場所で開催されました。5/11, 12, 16 はワークショップとチュートリアルが開催され、本会議は 5/13~15 の3日間で行われました。

発表について

本会議 1 日目の夕方の「Corpora, Treebanks and Annotation; Tools, Systems and Platforms」というセッションで 20 分間の口頭発表を行いました。発表のタイトルは「Constructing a Japanese Claim Decomposition Dataset for Fact-Checking of LLM-Generated Texts(LLMの生成テキストの真偽検証のための日本語言説分解データセットの構築)」です。
大規模言語モデル (LLM) の生成するテキストの真偽を検証するシステムでは、まず LLM の主張を言説と呼ばれる最小粒度の情報単位に分解してから検証する方法が検討されており、その分解を適切に行うためのガイドライン設計や、ガイドラインを用いて実際に構築したデータセットについて発表しました。
発表後には、関連する研究をしたことのある方に声をかけていただいて少し議論することができ、今後の研究に活きる大変貴重な経験となりました。

発表の様子

観光について

マヨルカ島はヨーロッパの人々にとっての沖縄のような島らしく、リゾート地として人気がある島です。今回は学会の合間に観光に行くこともでき、美しい港町の景色が楽しめました。5月のこの時期だと気候は20度前後で、半袖〜薄手の長袖でちょうどいいような過ごしやすい気候でした。ビーチの景色は真夏のようなのに涼しいのが不思議な感覚でした。
また、料理も美味しく、パエリアやタパスなど海鮮を中心とした美味しいものをたくさん食べられて嬉しかったです。

観光(海)

観光(大聖堂)

観光(パエリア)

感想

今回は、私にとって初めての国際会議であり(初めてのヨーロッパでもあったため)大変緊張しましたが、様々な場面で自身の成長を感じられる有意義な体験となりました。英語での発表には不安もありましたが、他の発表を見ている中で、完璧ではなくても十分伝わることとや、発表者の英語を自分がそれなりに理解できていることを実感して、落ち着いた気持ちで発表に望むことができました。予想より大きな会場で驚きましたが、無事発表を終えることができて安心しました。
また、口頭発表・ポスター発表ともに様々な発表を聴講する中で、自身の研究と関連する点を見つけたり、反対に全く新しい知識を得たりすることができました。一方で、英語の発表を聞いてすぐに詳細に理解することは難しく、まだまだ語学力を磨く必要があると感じました。
最後に、マヨルカ島はとても美しい島で、今回訪れることができてすごく嬉しかったです。国際会議に参加したということだけでなく、あらゆることが初めての体験で、とても充実した時間となりました。このような機会を得られたのは、ご指導くださった先生方をはじめ、共著者の皆さんの助けがあってこそだと感じています。改めて感謝を申し上げるとともに、今後もより良い研究ができるように、一層努力していきたいと感じました。